環境省石西礁湖 常時モニタリングシステム

用語解説

石西礁湖 石西礁湖(せきせいしょうこ)は、石垣島と西表島の間に広がる日本国内最大のサンゴ礁の海域です。「石西」という名前は、石垣島の「石」と西表島の「西」から名付けられました。
有義波 波高の高いほうから順に全体の1/3 の個数の波を選び、これらの波高および周期を平均したものを有義波(有義波高、有義波周期)と言います。実際の海面では、目視で観測される波高は有義波高に近いので、一般に波高と言った場合は有義波高を指します。
濁度 サンゴや藻類の分布に影響を与える光環境の調査項目です。陸域から流入する濁り(赤土・濁質等)やプランクトン・化学物質などによって変化します。
流況 ここでは、流況を東方成分・北方成分(東西・南北に分解して速さを表示)で表現しています。当海域では、南北方向の流れ(緑線)が1日に2回程度(上げ潮2回・下げ潮2回)あります。東西方向の流れ(赤線)はほとんどありません(ほぼ0cm/s付近で変わらない)。
水位 ここでは、海底に設置した水圧計で深さ(水位)を計測しています。海図等の水深(陸上の基準点と関連づけられたもの)とは異なります。

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